« 上高地、黒部、栂池高原の旅(3回シリーズ) | メイン | 新春初稽古について »
2006年11月01日
上高地、黒部、栂池高原の旅(3回シリーズ)
(3)栂池高原の散策

信州路の旅、最終日の8月19日、今日も快晴に恵まれる。国道148号を北上し、車は小谷村の栂池高原に着く。栂池高原駅から栂池自然園まで、ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継ぐパノラマウェイで空中散歩を楽しむ。眼前の北アルプスはもとより、北信五岳から遠く八ヶ岳まで、壮快なパノラマが広がる。
終点のロープウェイを降り、なだらかな斜面を登ると、そこは標高1900mの栂池高原入り口である。乾燥した、爽やかな風が気持ち良く、目の前には花畑が広がる。案内看板を見ながら、北アルプスの雪渓がまじかに見られる標高2010mの展望湿原までトレッキングすることを決めた。片道1時間半強のコースである。

見渡す限りの花畑を歩く。花の美しさに感動することで心が洗われる。少年時代の純真な気持ちが全身を包み、企業戦士から解放される。普段めったに経験することが無い不思議な感覚で花と接する。
ミズバショウ湿原を抜けると、夏でも冷風が吹き出す風穴に着く。膝を曲げ、前かがみして風穴から吹き出す冷風に当たる。冷風の温度は4℃と非常に冷たい。汗ばんだ体に、ひと時の休息を与える。次のワタスゲ湿原を過ぎると、ここからはアップダウンが多い登山道となる。ニッコウキスゲが満開に咲き、あたり一面黄色のジュータンで覆わる。
歩くこと1時間半、標高2010mの展望湿原に着く。晴れていれば目の前に北アルプスの大雪渓が見られたのに、残念ながら今日はガスで全く見ることができない。自然はいつでもベストコンディションでないことを教えてくれる。山は見られなかったが、ここまで来た達成感でなぜか充実していた。時間を忘れ、目の前の大雪渓を想像しながら長い間座り込んでいたのは、私だけではなかった。
1日違いの昨日は、素晴らしく良かったよと、後日、友人より写真を送っていただく。(晴れていればこんなふうに見えるのか。ちょっと残念!)
こうして、三日間の信州路の旅が終わった。自然の雄大さ、美しさに感動した連日であった。綺麗な花を見て心が躍るように、いつまでも純真な気持ちを持ち続けるようにしたい。明日から企業戦士に戻っても。

今月の一言
・成功する人は、成功しない人のやらないことを実行に移す習慣がある。最低限の努力で済まそうとするかわりに、+αのことをする。
・自分の小さな失敗に目をつぶるようになると非常に危険である。
・人生において成功するのは間違いなく「頭のいい人」ではなくて「楽しい人」です。人が集まってくれなければ、ひとりでは何もできないからです。
投稿者 administrator : 2006年11月01日 22:25