« 2003年11月 | メイン | 2004年02月 »

2004年01月21日

「HERO~英雄」―芸術を目す武侠映画

あの武侠映画の最高傑作『HERO~英雄』が、1月23日(金)ビデオ・DVD発売レンタル開始します!
惜しくも劇場でご覧になれなかった拳士の方々に、ぜひおススメの作品で~す♪

秦の始皇帝暗殺を謀る無敵の刺客3人を倒したと称して、始皇帝に謁見する謎の男「無名」(ジェット・リー)。やがて、その男と皇帝が語り合いつつ真実にたどり着く時、「武とは何か」をお互いに悟ることとなる・・・
「武は戈を止める」という部分が曖昧なまま、自衛隊がおとといイラク入りをしましたが、この映画を観て、拳士としても、日本人としても改めて武の意義を考えてみる良い機会かも!?

そんな”哲学的”な側面は置いておいても、この映画の超現実的な色彩感覚の豊かさ、中国の荘厳な大自然の美しさ、超一流のマーシャル・アーツの見事さはまさに眼福の一語です。
物語はそれぞれの語り手の視点によって、衣装も背景も自然さえも、文字通り色合いが鮮やかに変貌します。嫉妬の赤、無垢の青、真実の白・・・それぞれの色彩に託された情念は、見る側によってもその意味合いを変えていくでしょう。
ワイヤーワークスは、行きすぎると苦笑を生みお嫌いな方も多いでしょうけれど、この映画では、一流の武道家として鍛え上げられた筋肉があるからこそ、吊り上げられても凛と美しい型が保てるのだと、思わず納得してしまうのではないでしょうか。

それに、武侠映画としてだけでなく、ジェット・リーを語り部にした、残剣(トニー・レオン)と飛雪(マギー・チェン)という二人の刺客の恋愛映画としても楽しめると思います。この二人の恋愛は、武術家同士のそれですから、あくまで純粋で厳しいんですよね。
昨今の「ぬるい」恋とは違います。文字通り「痛い」恋愛。 とくに喧嘩した時(笑) 少林寺拳法をともに修行していらっしゃる、カップルやご夫婦が少ないわけは?
俳優お二人とも実年齢は確か四十路なのに、恐ろしいほど艶やかで・・・ひさびさに映画の中で、ため息が出るくらい美しい男女、を見たような気がします。
余計なことですが、個人的にはトニー・レオン大好きなんですよね。線が細くて思慮深かそうなのに、ハードボイルドな役柄も似合うところが。
特にいつも憂鬱そうなのに、瞳があくまで冴え冴えと澄んでいるところとか。
(いつも陽気なのに目が死んでる奴は恐い・・・)

投稿者 administrator : 22:48

2004年01月07日

新春初稽古 テレビで紹介

1月7日(水)17:54~のテレビ静岡スーパーニュースの中でオンエアされました。カメラマンの山内章仁さんの素晴らしい映像に大感謝!
news02.jpg
news03.jpg
news05.jpg
news09.jpg
news12.jpg
news14.jpg

投稿者 administrator : 22:50

2004年01月03日

「ラストサムライ」―ゲテモノなれど志あり

ピグモンは、大晦日に、今話題の映画「ラストサムライ」観てきました。
武士道は武道哲学でもあるので、ご興味を持たれている方もいらっしゃるかもしれませんので、ご紹介させていただきます。

全体の印象は、『ラストサムライ』というより西部劇『ラストモヒカン』?曖昧な時代考証とかステレオタイプの日本観とか、思わず苦笑する場面も。それでも、異文化に敬意を払おうという米国制作陣の姿勢は、とても好感を持てたし、なにより、真田広之始めとして、殺陣(たて)はすごかったです。日本を見直す、というよりも、「チャンバラってやっぱりおもしろい!」とわくわくできる映画でした。

それにしても、映画の本筋とは関係ないのですが、近代と反近代の闘いって、ある意味で、ハイテクとローテクの闘いでもあるのですね。この映画のサムライ集団と官軍の戦闘シーン(かなりデフォルメされているけど)を観て、むか~し、第二次世界大戦時ドイツの最新鋭戦車隊がポーランドに侵攻した際ポーランド側が騎馬兵で迎え撃ったと聞いた折りの、痛切な気持ちを思い出しました。今も、イラクでは、迫撃砲をロバの荷車に積んだゲリラが、米国ハイテク武装集団と戦っているし?

でも、時代を先取りしたハイテクがいつも勝つとは限らないから、歴史は面白い。ベトナム戦争では、高性能だったM16ライフルはジャングルの湿気などで狂いやすく、原始的なソ連製AKライフルに負けたと言われていますし。
そう、『ラストサムライ』の中でこんなせりふがありました。
  勝元(渡辺謙)「運命にさからうのか?」
  オールグレン(トム・クルーズ)「いや、それが運命(さだめ)とわかるまで最善を尽くす」
この言葉がとても好きです。

投稿者 administrator : 22:55

2004年01月02日

紅葉を楽しむ

DSC00510s.JPG
2003年11月23日 紅葉を楽しむ為、愛知県足助町の香嵐渓に足を運んだ。ここ数年、毎年家内と一緒に晩秋を楽しむようにしている。私が香嵐渓に行く目的は二つ。ひとつは真紅に色付く木々を写真に収めること。目で見た風景を、2Dの世界でその感動をいかに再現できるか、その写真テクニックを磨くことに面白さを感じている。まだまだ人に見せるレベルではないが、自分なりに納得できる作品が少しずつ増えている。この「道院長の独り言」で写真を付けさせてもらっているのも私のささやかな楽しみである。

香嵐渓に行くもう一つの目的は名物のごま饅頭を食べる事。香嵐渓で売っているごま饅頭はことのほか美味しい。大きくふくよかで中のアンコがいっぱい。アツアツをふうふうして、がぶりつくのが最高である。アンコの甘さもちょうど良く、表面のごまがさらに味を引き立てている。

こんな楽しみを抱きながら家を出発したが、今年は日曜日に行ったことでさんざんであった。自宅を午前10時前に出たが、東名高速で事故渋滞に巻き込まれ、さらに香嵐渓手前11kよりの大渋滞にはまり、到着したのが午後3時で既に河原は日が陰っていた。例年、日曜日は避けていたが今年は調整がつかず、ある程度の渋滞を覚悟で行ったが予想以上であった。お陰で車中では家内と凡そ1年分の会話ができ、渋滞に感謝(?)している。

香嵐渓には遅い到着であったが色付く木々を眺めた瞬間、道中5時間の苦労も吹っ飛んだ。今年は紅葉時期が遅く来週が最も良いと思われたが、それでも赤,黄,緑のコントラストは見事であった。名物の胡麻饅頭を頬張り、写真撮影に勤しむことができた。

仕事と拳法で大忙しの毎日であるが、自然をじっくり眺めるゆとりは必要である。幾つになっても自然を愛する気持ちと、綺麗なものを見て感動する純粋な心を持ち続けたいものである。

これからの人生に『か・き・く・け・こ』精神(か・・・感動する き・・・気力を持つ く・・・工夫する け・・・健康である こ・・・恋する)を忘れず、生き生きとした人生を送っていきたいと思う。
DSC00513s.jpg

投稿者 administrator : 22:56

2004年01月01日

新春初稽古

恒例の新春初稽古、別名・寒稽古を行いました。新居町の前浜海岸で、浜名新居道院・浜名湖西道院と合同という例年通りの形ですが、いつもと違うのはテレビ静岡の取材が来ていたこと。1月7日(水)17:54~のテレビ静岡スーパーニュースの中で紹介されました。

天候は日の出を拝むには絶好の快晴。放射冷却で冷え込んだ上、かなり風もあって、根性を鍛えるにはまずまず?の寒さと冷たさでした。

今年は存分に楽しみたくて、カメラを持たずに臨みましたが、浜名湖西道院の杉本拳士から写真の提供をいただき、ここに掲載させていただきます。あちらのホームページにもたくさんの写真が載っていますので、ぜひ見に行って下さいね。


投稿者 administrator : 22:59