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2003年09月28日
親子演武
今年の県大会で親子の部に出場した足立親子が最優秀を受賞し、11月2日の全国大会出場に意欲を燃やしている。ここ数年、連続出場し、一昨年が優良賞(第3位)、昨年が優秀賞(第2位)、今年ついに念願の最優秀を手に入れた。ただし、今年は足立親子にとって決して順風ではなく、大会直前に大きなアクシデントに見舞われ、それを乗り越えての第1位であったため、感激もひとしおであった。それは、大会1ヶ月前に小学4年生の息子が学校で左手親指付け根を骨折したことである。一時は出場断念も考えたほど深刻であった。今年は駄目か。
だが、我々の予想を超え、足立親子は1ヵ月後の大会直前にギブスが外れることを聞くと、技ができない代わりに「構え」と「間合いのとり方」だけをみっちり練習し始めた。この練習が非常に良い結果に結びついた。大会当日、ギブスは外れなかったが、昨年とは一皮むけた演武内容であったことは確かである。逆境に遭ってもそれをプラス思考で考え行動した結果が今回の最優秀に繋がったのである。そこには親子の強い絆があったのだと思う。全国大会でもきっと素晴らしい演武をみせてくれるだろう。
私も過去、親子演武をした経験がある。3人の子供が拳法を習っていたため5年ほど連続して出場したことがある。私もそうであるが、練習中も含め、演武最中は息子・娘ではなく、一人の拳士として指導し、誉め・叱りを繰り返しながら完成度を高めていく。そして、親が子供に対し演武を心配するように、子供が逆に親を心配していることが判るようになる。そこから親子の絆が急激に深まってくる。子供と正面向かい合うことの大切さを親子演武を通じ、親も教わっているのである。私の長女は既に母となったが、娘にもこのような体験をして親子の絆を大切にしてほしいと願っている。
投稿者 administrator : 2003年09月28日 22:30